| 訪問診療 |
今、ようやく「生き方を選択できる」時代となりました。
健康な時にはあまり考えないものですが、自分はどのようにして一生を終えたいのか、
どのようにして残された時を過ごしたいのかを考え、準備しておく必要があります。
行政の調査では、殆どの人が最期まで住み慣れた自分の家で、家族や地域の人たちと
過ごしたいと思っています。その思いを叶えるのが在宅療養です。
加齢や疾病のため通院困難となった場合や、また病院での治療を終えて自宅で
病気や障害を抱えての生活には、家族や多くの関係者の協力は欠かせません。
例え癌末期状態で食べられなくなっても、脳血管障害のため寝たきりとなっても、
あるいは人工呼吸器が必要な状態に陥っても、一度は住み慣れた家で家族とともに
過ごしたいという願いを叶えたいと私たちは考えています。
私たちは、地域の「かかりつけ医」として、患者さんのみならず家族の皆様の生活の
質の向上と健康維持に努めています。また、西蒲地区在宅医療ネットワークに携わる
医師たちが互いに協力し、地域住民の方々の「在宅療養の維持」に努めています。
色々な職種の方々、病院、介護施設、行政機関などと連携して、安心して暮らせる
町作りに貢献したいと考えています。
在宅療養に関してご質問がありましたら、お気軽にご相談ください。
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